質屋とは
リサイクルショップの原型とも言えるのが質屋です。
昔から金策に利用されてきた質屋ですが、その歴史はかなり古く鎌倉時代には すでに存在していたと記録に残されています。 どんなシステムか簡単に説明すると、お金を借りるために担保として質草を預け、 その価値に見合う範囲内で融資を受けられる仕組みになっています。 高価な質草を担保にすればそれだけ高額の融資を受けられ、たいしたことのない ちっぽけな質草だと借りられる金額もスズメの涙ほどになります。
質屋の良さ
昔なら質屋に通うのはうしろめたい気分になりましたが今なら平気ですね。
消費者金融、いわゆるサラ金でお金を借りることはあまり褒められたことではなく 知人や親にばれないようにこっそりと無計画に利用している人も多くいました。 ブランド品の財布にはサラ金のカードがびっしり、なんて人もいて借金が借金を 呼び終わることのない返済に疲れてリセットボタンを捜し求める若者の姿も、 繁華街ではよく目にしたものです。
質草って
質屋で融資を受けるには価値のある担保(質草)が必要になります。
サラ金も質屋もお金を貸してくれるのでプアな学生やサラリーマンが我先にと 足を運ぶ人気のお店ですが、質屋では質草を求められます。 その質草とはどんな意味があり性質のものでしょうか。 質草とは担保で、その価値に合わせて融資の額が決まります。 担保ですのでそれなりの金銭的価値がなければ質草にはなりませんが、価値ある 品ならそれだけで十万円でも百万円でもお金を貸してもらうことができます。
質流れ
質草が流れる質流れまでは3ヶ月の期間があります。
質屋では消費者金融とは違い、融資されたお金を返済する必要はありません。 このことを意外に思う人もいるようですが、何も不思議な点はなくただ質草が 流れて所有権を手放すだけのことです。 返済義務がないということは催促もありません。 融資を受けた時点で質草が流れてもいいと考えているのなら、一円も返済をしない まま3ヶ月経過したらもうお互いになんのしがらみも無くなるので、サラ金よりも あっさりとお付き合いをすることができるでしょう。